モロッコ旅行で一番の目的といってもいいマラケシュ発、フェズ着のサハラ砂漠の2泊3日のツアーに参加してきました!
Twitterやブログで投稿されるサハラ砂漠の写真を見かけてから、一度はこの目で見てみたい!と思って今回のモロッコ旅行を計画しましたが、サハラ砂漠のツアーは控えめに言っても最高でした!
今回はそんなサハラ砂漠のツアーの内容や手配、料金について可能な限り詳しく紹介していきたいと思います。
Contents
砂漠ツアーのプラン
モロッコでの砂漠の起点となる町は大きくザゴラとメルズーガの2つがあります。が、ザゴラから入る砂漠は砂丘が少なく、土や石ころの不毛の地が広がっている砂漠であり、だれもが思い描く砂丘の砂漠と言うとメルズーガの町から入る砂漠が一般的なようです。今回私もメルズーガから砂漠に入るツアーに参加しました。
メルズーガ起点の砂漠ツアーの出発点としてもいくつもありますが
- マラケシュ発のツアー
- フェズ発のツアー
- メルズーガまで移動してのツアー
が、一般的なものだと思います。
3つ目のメルズーガまで自分で移動してそこから砂漠ツアーに参加する場合は、天候を選んで砂漠ツアーに参加できたり、移動をうまく手配すれば時間が有効活用出来るというメリットがあると思いますが、その一方で移動手段、ホテル、砂漠ツアーをすべて別で手配する必要があるため、面倒ですし、うまく手配できるかどうかの不安もあります。
また、マラケシュ発やフェズ発のツアーでは移動途中で、世界遺産であるアイト・ベン・ハッドゥやトドラ渓谷などの観光地にも立ち寄れるというメリットがあることから、今回はマラケシュ発の2泊3日の砂漠ツアーの利用にしました。移動途中で世界遺産に立ち寄れるというのは大きいですよね。
フェズ発のツアーも検討しましたが、私はツアーの現地手配を考えており、マラケシュ発の砂漠ツアーのほうがメジャーでツアー数が多く現地手配しやすそうと言うことからマラケシュ発のツアーで計画をたてました。実際にマラケシュとフェズのメディナを歩きましたが、現地手配の場合はマラケシュのほうがフェズより圧倒的に砂漠ツアーを探しやすいと思います。
砂漠ツアーの手配、料金
さて、砂漠ツアーの手配ですが、大きくは現地手配とインターネットや旅行会社を通しての事前手配のどちらにするか悩むところだと思います。
インターネットや旅行会社を通して事前に砂漠ツアーを手配する場合は、安心感はありますが、現地手配の2~3倍以上(1人参加だとかなり高いケースも見受けられます)もするため、私は上述している通り現地手配としました。
スケジュールに余裕がない場合は、現地で砂漠ツアーを無事に手配出来るか非常に気になると思いますが、少なくともマラケシュのフナ広場付近では至るところでツアー販売を行っており、モロッコは観光大国で観光で収入を得ているので、簡単にツアー手配出来ると思います。ツアー手配する時間が全くないなどの特別な理由がない限りは現地手配でいいと思います。ただ、交通機関が遅れてツアー手配する時間がなくなってしまうなどといった可能性もあるので、そちらは自己判断でお願いします。
ちなみに私は砂漠ツアーを探しにフナ広場に向かいましたが、リヤドからフナ広場に向かう途中に見つけたお店で手配してしまいましたので、一切探ししていないといってもいいくらいです。(笑)
参考までにツアー手配したお店の場所とスタッフです。
事前に以前旅行された方のブログなどで確認していた砂漠ツアーの最安値の料金は、現地手配の場合、2泊3日マラケシュ発-マラケシュ着で650ディルハム(7,800円程度)くらい、マラケシュ発-フェズ着で900ディルハム(10,800円程度)くらいでした。砂漠ツアーの出発地と帰着地を変えると料金は高くなりますが、自分で別で移動手段を手配するのと大差なく、その後自分で移動するくらいならツアーでお願いしたほうがよほど楽で、時間節約にもなると思います。
上記のお店で私が手配した砂漠ツアーは、2泊3日マラケシュ発-フェズ着で1,100ディルハム(13,200円程度)/90ユーロ(11,700円程度)でした。ユーロ払いとしたほうがだいぶ安かったのが驚きでした。ちなみに、本記事執筆中にインターネットで砂漠ツアーを探してみたところ、最初にヒットしたものはマラケシュ発-フェズ着で、1人参加の場合は830ユーロ(10万円以上)でした。これはよほどのことがない限り現地手配しかないですよね。(笑)
今回手配したツアーは、事前確認していた最安値と比べると少し高めです。当初は何件かのお店をまわって交渉し、最安値の砂漠ツアーを購入したいと考えていましたが、マラケシュ到着が遅くなって砂漠ツアー手配にあまり時間をかけたくなかったことと、ツアー申込時に値下げ交渉したところ900ディルハムでも手配可能だがその場合はクオリティが落ちるとのことでそのまま手配しました。安さも大事ですが、ユーロ払いにして1,000円程度の差であれば、時間とクオリティのほうが大事だと思います。(クオリティはセールストークで何も変わらない可能性が高いと思っていましたが、実際のツアーで14人中4人が宿泊先と砂漠での行動だけは別だったので、本当にクオリティの違うプランもあったのかもしれません。)
なお、ツアー料金1,100ディルハム(13,000円くらい)に含まれるものは
- マラケシュ~メルズーガ~フェズの移動
- 2泊(ホテル1泊、砂漠でのテント1泊)分のホテル&テント
- 夕食&朝食2泊分
です。含まれないものは昼食、夕食時や砂漠ツアー中の飲み物、途中のチップ代くらいでしょうか。チップ代は20~30ディルハム×4回くらい(ベルベル人の案内人へのチップ2回は必須。ドライバー、ラクダ使いは任意?)と考えておけばよいと思います。
マラケシュ出発~アトラス山脈越え
さて、ツアー開始。ツアーの集合時間はまだ薄暗い朝の7時でした。私は宿泊先がフナ広場近くだったため、フナ広場の待ち合い場所まで向かい、その後、他のツアー参加者の集合場所に移動したり、実際のツアー出発地点に移動したりして、マラケシュを出発したのは8時頃です。
ツアーの途中で撮った写真ですが、こちらが今回のツアーで利用した車です。
ツアー参加者は14名、ドライバーいれて15名でのツアーでした。なお、今回のツアー参加者はスロベニア人、フランス人、ブラジル人、ポーランド人、ドイツ人、オーストラリア人と多国籍でしたが、私以外は全員2人か3人のグループでちょっとキツかったです。(笑)
マラケシュやフェズなどの都市から砂漠のある地に向かうためには標高3,000メートル~4,000メートル級のアトラス山脈を越える必要がありますが(実際に車で走る部分は最高地で2,000メートルちょっとくらいまでです)、 マラケシュを出発して1時間くらいでアトラス山脈まで到着します。
ツアーでは1時間~2時間おきくらいに休憩所に立ち寄りながら砂漠方面に向かってアトラス山脈を越えていきます。
そういえば、以前他の方のブログでLINE通話が使えないという情報をみかけましたが、ちょうどこの砂漠ツアー中に仕事の電話がLINE通話でかかってきて、普通にLINE通話も利用可能でした。
道中はこんな感じです。なんとなく標高の高さが伝わるでしょうか?休憩をとるような場所では簡単なお土産物屋さんもでています。
アトラス山脈越えは悪路で酔いやすいから酔い止め必須と聞いていましたが、道路はちゃんと舗装されていてそこまで山道でもなかったので、個人的には本当に酔いやすい方以外は心配しすぎなくてよいと思います。(でも、酔うとせっかくの旅行がもったいないので心配な方は持っていってくださいね)
世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥ
8時にマラケシュを出発して、途中休憩しながら初日のメイン、世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥに到着したのは、12時30分くらいです。
アイト・ベン・ハッドゥは日干しレンガ作りの古いクサル(要塞化された村)の一つです。
特に古い歴史があるわけではなく、なぜ世界遺産に選ばれたのかはっきりわかりませんでしたが笑、その美しさは必見です!ザ・モロッコという感じですよね!!アイト・ベン・ハッドゥには現在もベルベル人の家族が5,6組ほど住んでるらしいですが、大半のベルベル人は小川の対岸にある新しい町に移り住んでいるようです。
アイト・ベン・ハッドゥではベルベル人の案内人についてまわります。いろいろと説明を英語でしてくれましたが、まずまず聞きやすい英語で私でも2割くらいは理解できました。(笑)
こちらはベルベル人のアルファベットとアート。
アイト・ベン・ハッドゥは、ハムナプトラ2など複数の映画のロケ地としても使われており、こちらの右側は映画の跡地です。映画の撮影が始まるとここに映画のセットを組み立てて、撮影が終わったら取り壊すようです。
こちらはアイト・ベン・ハッドゥの向かいの丘の上から撮った写真。太陽の向きもいいし写真写りがいいからと案内人のベルベル人が連れて行ってくれました。丘を登るのに疲れましたが、絶景です!
村の中はお土産物店があったりしますが、こちらはまぁ普通ですかね(笑)。やはりこういう遺跡は中に入るよりも外から全体を眺めたほうが美しく、写真にも映えます。
アイト・ベン・ハッドゥをtotalで一時間半くらい見学した後、ベルベル人の案内人にはチップ(30ディルハム)を渡してお別れし、昼食です。昼食はツアー参加者みんなでレストランに入りますが、レストランでは各自支払いで各々好きなメニューを頼みます。
夜はタジン鍋が予想されたので、私はオムレツをいただきましたが、なかなかおいしかったです。
アイト・ベン・ハッドゥの後は、サハラの入り口とも言えるオアシスの町ワルザール(上の写真)や、モンキーフィンガーと呼ばれる場所(下の写真)で軽く休憩しながら初日の宿泊先に向かいました。
一泊目の宿泊
初日の宿泊先はこちらダデス渓谷近くのホテルです。ホテル到着は18時40分くらいでした。
部屋は殺風景で、シャワーの水圧もかなり弱かったですが、2泊3日の砂漠ツアー90ユーロに含まれているホテルなので、十分ですかね。
アメニティは一切なしで、シャンプーかハンドソープかボディソープかよくわからない液体だけおいてありましたが、この色は利用意欲はわきませんでした(笑)。必要なものは全部自分で用意するようにしましょう。
夕食は各自少しゆっくりしての20時から、ホテル内のレストランで。
ホテルは別行動となった4人を除いたツアー参加者でタジン鍋を一緒につつきました。ピンボケはご容赦ください。朝食はまだ薄暗い時間の7時からビュッフェ形式でパンを頂きましたが、写真は全く撮っていなかったようです^^;
トドラ渓谷
2日目の出発は8時頃で最初にロッククライミングの聖地とも言われるトドラ渓谷へ向かいます。
道中での写真。モロッコはどこで写真を撮っても映えますね!
こちらはトドラ渓谷。トドラ渓谷でもベルベル人に案内してもらいながら、9時過ぎ頃~12時前くらいまで観光しました。トドラ渓谷の岩壁はなかなか見ごたえがありましたが、それにしてもこの岩壁を登るというのですから、すごいですよね。ロバ?も雰囲気ありました。
また、トドラ渓谷では絨毯を作っているところの見学(よくあるような実演販売^^;)も組み込まれており、ミントティーを飲みながらいろいろな絨毯の説明を聞きましたが、正直そちらは興味がなく、写真を撮っていいといわれたものの、ほかの方も誰も写真をとっていなかったので、私も控えてしまいました(笑)。写真撮りたい場合は遠慮せずに撮りましょうね^^;
トドラ渓谷を出発して途中で昼食。こちらも各自注文ですが、今回はケバブを注文してみました。料理はいたって普通ですが、若干割高かな。でも、ツアー中に寄ったレストランはどこもこのくらいの料金でした^^;
メルズーガの大砂丘
16時過ぎ頃に、いよいよ、サハラ砂漠への玄関口の町、メルズーガに到着しました。メルズーガに到着するとあちこちにラクダが待機していてテンションがあがります。
こちらは翌朝の朝食会場ともなるホテル。砂漠に持ち込む荷物(1晩過ごすのに必要な荷物)は前日のうちにまとめておきますが、最後出発前にここで荷物整理をしてからサハラ砂漠に向かいます。
砂漠ツアーでの持ち物
私が砂漠ツアーに持っていったものを参考までに紹介します。
- スマホ
- 貴重品
- カメラ
- 三脚
- モバイルバッテリー
- カメラ用の予備電池
- カメラ、スマホの防塵用の袋
- サンダル
- フリース
- 水
- スカーフ
持って行ったものはこのくらいだったと思います。スマホやカメラ、モバイルバッテリー、水などは当然必須ですが、その他これがないと絶対困る!というようなものはありませんでした。
水は砂漠ツアー中の飲み物は全て自分で用意しないといけないので、事前準備必須です。今回参加したツアーでは、メルズーガ到着の30分前くらいに小さな売店によって、水購入の機会を設けていただいたので、私はそちらで購入可能しました。1.5リットルくらいのカチカチに凍った水が7ディルハムとお買い得でした。
防塵用の袋は用意していったものの、砂漠ツアー中はほぼ無風だったので利用しませんでした。
スカーフは日本から用意していったほうがよいのか悩みましたが、ツアーの途中で買う機会も多かったですし、フナ広場とかでは10ディルハム(120円程度)~で売っているので、現地調達でよいと思います。ちなみに私はフナ広場では購入しませんでしたが、ツアーの途中でやっぱ出来ればあったほうがいいかな~と思い、アイト・ベン・ハッドゥの土産物屋で購入しました。質が悪いのは30ディルハム、普通70ディルハム、質がいいものは100ディルハムでしたが、質がいいものを50ディルハムに値下げしてもらって購入しました。これでも高いとは思いますが、最初は交渉しても80ディルハムから下がらなかったので購入を止めて帰ろうとしたところ、おいかけてきて値下げしてくれたので、まぁ自分としては許容かなと思います。値下げ交渉の基本は買わなくてもいいと思うことですね。スカーフは風が強い場合は砂が衣服の中に入るのを防ぐためにあったほうがいいですが、無風だとしてもベルベル人のスカーフの巻き方をすると雰囲気がでますし、安いので、スカーフはどこかで購入することをお勧めします\(^o^)/
フリースは10月末は昼間は半袖でもいいですが、朝方はけっこう寒かったですので、こちらはあったほうがいいと思います。
さて、各自準備を終えて時間になったらついに砂漠へ向けて出発です。17時くらいに出発しました!おそらくその時のサンセットのタイミングにあわせての出発になると思います。
サハラ砂漠
砂漠へはラクダに乗って出発します!
こちらは私の相棒。大変お世話になりました。
ラクダにはラクダに座ってもらってから乗り降りを行うので、乗り降り自体は簡単なのですが、ラクダが立ったり座ったりする際はかなり揺れるので注意が必要です。油断すると振り落とされると思いますので、ラクダについている持ち手にしっかり摑まるようにしましょう。また、自分のリュックなどの荷物は持ち手のところにかけることができます。
ラクダは6頭が連なっており、私はたまたまその最後尾のラクダに乗ることになりましたが、写真を撮るためには最後尾のほうがいいと思いましたので、希望があれば事前にラクダ使いに場所のお願いをしておいたほうがいいかもしれません。
いよいよ出発です。砂漠ではない部分からラクダに乗って進んでいきます。
砂漠に入ると周り一面が砂となりサハラ砂漠に入った実感がわいてきます。絶景です!
砂漠は静寂でラクダの歩く音(荷物がすれる音)だけが静かに響いています。ラクダに乗って歩きながらこの景色を眺めているだけで本当にサハラ砂漠まで来てよかったと感じます。
砂漠に影が写るこういう写真は出発から日が沈むまでのわずかな時間しかありません。ツアー参加した日は無風だったからか、残念ながら砂漠にはたくさんのラクダの足跡とバギーの走った後があり、写真スポットがどこなのかなかなかわかりませんでしたが、頑張って写真を撮りました。ラクダの歩く向きと太陽の位置、影の映る地形を考えて写真を撮る必要があるので本当に難しかったです。
こちらはサンセット。ラクダに乗って一時間くらい砂漠を進んだ後、砂漠の途中で止まってラクダからおり、砂丘に登って観賞しました。
ちなみに砂漠でもモロッコテレコムの電波は通じていて、慌ててサンセットの写真の撮りかたを調べましたが、あまりいい写真が撮れませんでした。サンセットやサンライズ、星空の撮り方は事前に勉強しておいたほうがよいと思います\(^o^)/
サンセットを見た後は、再度ラクダに乗って宿泊先のテントに向かいます。奥に見えるのが滞在したテントです。(近くの写真は撮っていませんでした。)
二泊目の宿泊
さて、二日目の宿泊先のテント。他の砂漠ツアーの方たちとも一緒になり、テントには総勢で40~50名くらいいたと思います。が、日本人は私だけ、アジア系は他に台湾人が2人いたくらいです。たまには日本語で気軽に会話したいとも思ったのですが残念です(^_^ゞ
テントについて少し休憩したらそれぞれ寝るテントを割り当ててもらいます。私の宿泊したテントはこんな感じ。枕は2つありますが、もちろんシングルユースです。
ちょっと狭いですが、寝るだけであり、個室テントにベッドは快適でした。他の方のブログを見てると寝袋だして満点の星空の下で寝るというのもみかけて気になっていましたが、残念ながらほぼ満月で星はほとんど見れなかったので、外で寝るのは寒いだけといった感じでした。
テントに入っていると何かざわざわしていると思ったら、月が上って来るところでした。
完全に油断してて三脚など用意しそびれましたが、月が上る姿は幻想的でしたので、満月に近い場合は心構えしておいたほうがよいと思います。本当にキレイで、こんなに月の明るさを感じたのは初めてでした!
夕食は同じツアーのメンバーで固まっての食事です。メニューは予想通りタジン鍋。2日目の夜くらいになるとツアーメンバー同士で打ち解けてきて楽しく食事をとれました。
夕食の後はみんなでキャンプファイヤー?のような感じ。ベルベル人が音楽を披露してくれ、最後はみんなで踊りました!
キャンプファイヤーの後は思い思いに過ごす感じですが、砂漠を散歩したい人はベルベル人と一緒に行動するようにとのことでした。私はベルベル人とスペイン人の女の子3人組と一緒に砂漠を散歩してきました♪
月は月で魅力的なのですが、ほぼ満月で月があれだけ明るいと正直星はあまり見えません。砂漠で満点の星空を見たい場合は、可能な限り新月を狙っていくようにしましょうね。
でも、ラクダと星空の写真はなかなか気に入っていますが、できれももう少し星がほしかったです。(笑)
サハラ砂漠からメルズーガの街へ
翌朝はまだ暗い6時に出発です。
1時間くらい歩くとだいぶ明るくなってきて、遠くにメルズーガの街も見えてきます。
メルズーガの町に到着する少し前くらいの場所で、サンセットの時と同じように途中で止まってサンライズを見ます。こちらも写真の撮り方がよくわかっておらず、納得のいく写真は撮れませんでした^^;
7時半過ぎ頃にメルズーガの町に戻ってきて、サハラ砂漠は終了です。
砂漠から戻って来た後は、出発時のホテルでバイキング形式の朝食です。
メルズーガからフェズへ
9時頃にフェズに向けて出発しました。私の参加したツアー(同じバスに乗っていたメンバー)はフェズ行きの人でまとめた車だったようで、全員フェズ行きでした。
事前に参考にしていたブログとかだと、ツアーにはマラケシュ行きの方とフェズ行きの方が混在していて、マラケシュ行きの方も途中で交渉してフェズ行きに変えるような方がいると思っていたのですが、全員フェズ行きだとメンバー交代や料金交渉などによる変な混乱がなくて良かったです。
フェズまでは休憩や昼食の他、サルがいるという場所で少し止まった以外は殆ど止まらずに移動して17時時半くらいにフェズに到着しました。
休憩途中でドライバーさんに住所を聞かれて、みんなそれぞれ、宿泊先のリヤドの近くまで送ってもらってそこでツアー終了です。
最後に
サハラ砂漠のツアーは本当に行ってよかったです。
2泊3日という短い期間であれだけの経験を、たったの1万円ちょっとで体験できるのは破格の安さだと思います。
日本からモロッコは遠いですし、モロッコについてからサハラ砂漠までもまた遠いです。ただ、サハラ砂漠にはそこまで行くだけの価値はあると思いますので、モロッコに行く際はぜひサハラ砂漠のツアーを組み込んでほしいですし、サハラ砂漠を目的にモロッコに行くのもお勧めします!
なお、アフリカ大陸までとなると、航空機代が高いと思われる方は、マイルをためて特典航空券で行くという選択肢もあります。私は今回13万5千マイル+6万円くらいでファーストクラスとビジネスクラスを利用してモロッコまで旅行しました。13万5千マイルはマイルの貯め方を知っていれば貯めるのに1年もかからないマイル数ですので、よろしければマイルを貯めてお得に旅行してみてはいかがでしょうか!?