SFC修行でのシンガポール。
一人ですることを考えていた時に思いついたのが、カジノです。(笑)
もともと賭け事は好きなのですが、カジノは10年以上前にマカオで行った時以来の2回目となります。
シンガポールには政府公認のカジノが2カ所あり、マリーナ・ベイ・サンズとセントーサ島にあります。
以下、簡単な情報です。
入場料:外国人観光客の場合無料
服装(ドレスコード):ビーチサンダル、襟ナシ、ショートパンツはNG
必需品:パスポート
両替:レートは大変悪い
掛け金については、いろいろ調べてみると、マリーナ・ベイ・サンズよりもセントーサ島のほうが最低掛け金が少し低そうでしたので、セントーサ島にあるカジノに行きましたが、
ブラックジャック:S$25~
バカラ:S$25~
大小:S$5~
と言った感じで、ほどほどのレートだったと思います。
他のゲームも見てくれば良かったのですが、見てくるのをすっかり忘れてしまいました。
私が行ったときのレートがS$1=75円くらいだったので、ブラックジャックで1ゲーム1,900円程度です。
庶民からすると、ディーラーがいる卓はやはり少し高いですね。(笑)
スロット等ではもっと安く遊ぶことが出来ます。
カジノではパスポートは必須なので、ご注意ください。
私は必需品を全く調べずユニバーサルスタジオシンガポールの帰りにカジノへよりましたが、パスポートはホテルのセーフティボックスに大事に預けていたためカジノへは入場できず、翌日もセントーサ島まで足を運びました。(笑)
また、服装については、Tシャツ、サンダルの方も見受けられましたが、確実に遊びたいのであれば、上記の服装(ドレスコード)は守ったほうが無難だと思います。
(私はTシャツ+シャツ、ショートパンツ(7分くらい)、スニーカーと言う服装で、ショートパンツが大丈夫かびくびくしながら行きましたが、一応問題なく入れました^^;)
カジノでの両替レートは基本的に悪いようですが、セントーサ島のカジノでは著しくレートが悪いようです。
予めシンガポールドルに両替しておくか、カジノの外にATMがあったのでそこでキャッシングするとよいと思います。
ただし、キャッシングはくれぐれも使い過ぎないように。(笑)
カジノ体験記
カジノではメンバーカード不要で遊ぶこともできますが、無料でメンバーカードを作成することが出来ます。
簡単な情報で5分程度で作成できるので、私は記念に作成しました。
メンバーカードを持っている場合、ゲームのプレイ時にメンバーカードをディーラーに渡したり、マシーンに挿入してポイントを貯めていき、一定のポイントが貯まると様々な割引や優遇を受けることができるようですが、内容は良く分かりません。(汗)
正直、たまにカジノに行くくらいでは、メンバーカードは全く意味がない代物だと思っています。
私がカジノで遊んだのはブラックジャック(最低掛け金がS$25の卓)です。
ブラックジャックはみなさんご存知のゲームかと思いますが、おそらくほとんどの方がちゃんとしたルールを把握していないと思いますので、カジノで遊ぶ場合は、事前にルールや遊び方を確認しておくことをお勧めします。
カジノでの遊び方
初めて遊ぶ場合は、現金しかもっていないと思いますが、カジノではチップを利用してゲームをします。
セントーサ島のカジノのS$2.5のチップです。(余ったので、持って帰ってきてしまいました。)
テーブル卓で勝負する場合は、お金をディーラーに渡すと該当ゲームに適した額のチップに両替してくれるので、そのチップで遊びます。(すでにチップを持っている場合は当然それを利用してかまいません)
最低掛け金がS$25の卓では、たいていS$25のチップに両替して渡してくれます。
もらったチップよりも、もう少し小さい額のチップに両替したい場合は、ディーラーにチップを渡すと両替してくれます。
また、メンバーカードを持っている場合は、ゲームを始めるときにディーラーに渡してください。(メンバーカードを渡すと、ディーラーの横にあるモニタにメンバーの写真が表示されます^^;)
後は普通にゲームをするだけですが、賭け方等は慣れるまでは戸惑うと思うので、他の人の遊んでいるものをよく観察してから参加した方がよいと思います。
終了するときは席を立つとメンバーカードを返してもらえるので、忘れずに受け取ってください。
ブラックジャック
少しだけ、ブラックジャックの話を。
ブラックジャックには「ベーシックストラテジー(基本戦略)」と言うものがあります。
詳細についてはググって頂ければと思いますが、簡単に説明すると、ブラックジャックには「ディーラーは16以下の場合、必ずヒット(もう1枚引く)し、17以上であればスタンド(引かずに勝負)する」という基本ルールがあります。
そのため、ディーラーの開いているカードと、自分の手札の合計値から、もう1枚引くべきかを確率的に決める言うものです。
例えば、以下の場合、皆さんはカードを引きますか?
自分の手札の合計が12
ディーラーの開いてるカードが6
「ベーシックストラテジー」を知らない方は「ヒット(もう1枚引く)」という方も多いと思いますが、「ベーシックストラテジー」では「スタンド(引かずに勝負)」が確率的に最も有利な選択となります。
これは、例えばディーラーは10~13を引いた場合でも合計16が最大値となり、強制的にもう1枚引く必要があるため、そこでバースト(21を超えてしまう)になる可能性が高いということ、自分も10~13を引いてしまうとバーストとなり、負けが確定してしまうこと、その他もろもろの確率より算出された選択です。
当然ギャンブルですので、確率では計り知れないものがありますが、基本戦略の1つとして、「ベーシックストラテジー」を把握していけば、だいぶ有利だろうと考えて、私は意気揚々とブラックジャックに参戦しました。
勝負した結果
結果は惨敗です。(笑)
一方的に負けるというわけではありませんが、2回勝って3回負けるくらいのペースでじりじりと減らされていきました。
予算はS$400と決めていましたが、1、2時間でなくなってしまいました。
1回S$25なので、S$400である場合は、16回負け越した時点で、終了です。
偉そうに「ベーシックストラテジー」を説明して申し訳ございません。(笑)
ただ、それほど連敗はしなかったので、もしかすると、マーチンゲール法(負けるたびに掛け金を倍にしていき、勝ったら初期の掛け金に戻す)などを実施していれば勝てていたのではないか!?
とも思ってしまいますが、マーチンゲール法をやるには予算不足だったと思います。
(予算S$400の場合、S$25ずつ勝負すれば16回出来ますが、マーチンゲール法を行った場合、4連敗するとほぼ全てのチップがなくなってしまいます。勝率50%だとした場合、4連敗する確率は6%ほどですが、ちょっと不安ですよね。)
また、そのような賭け方をしている方は見かけなかったので、実践するにもだいぶ勇気が必要そうです。(笑)
最後に
ギャンブルが嫌いでなく、お金に余裕があれば、カジノはシンガポール修行中の楽しみの1つとして十分検討の余地があると思います。
カジノ内は禁煙コーナーと、喫煙コーナーに完全に分かれていましたので、パチンコのように臭くなることもありませんし、ソフトドリンクについては無料で飲めます。
また、お金をかけて遊ばなくても、見ているだけでもすごく面白いと思います。
私は最初の2時間くらいは、勉強の意味も含めてずっと観戦していました。(笑)
ちなみに、カジノでは日本人らしき方は1人しか見かけず、遊んでいる客はほとんどが中国人、ディーラーも中国人の方のように思いました。
日本だとシンガポールでカジノをするというイメージはほとんどないと思いますが、一度行ってみるのもいかがでしょうか!?